プレスリリース

2014年

プレスリリース

松浦火力発電所2号機での定期点検中の事故について(第2報)

平成26年4月17日
会社名 電源開発株式会社
代表者名 代表取締役社長 北村 雅良
(コード:9513、東証第一部)
問合せ先 秘書広報部広報室 課長 北風 正男
(TEL.03-3546-2211)

当社の松浦火力発電所2号機(以下「松浦2号機」)の低圧タービンロータ落下事故について、復旧に向けた取組みをお知らせいたします。

1.復旧に向けた取組み

平成26年3月28日に、定期点検中の松浦2号機の低圧タービンロータが落下し損傷する事故がありました(同日お知らせ済み)。現在、事故原因の特定を進めるとともに、早期の発電再開に向け以下の取組みを行っています。
なお、復旧時期は現時点では未定です。

(1) 低圧タービンロータの検査

損傷した低圧タービンロータの再使用の可否等を判断するために、製作メーカーの工場で精密検査を行っています。再使用による定格出力での本格復旧の可否、可能である場合の発電再開時期は、本年5月末に判明する見込みです。

(2) 低圧タービンロータの新規製作

損傷した低圧タービンロータの再使用が困難な場合に備え、(1)と並行して低圧タービンロータの新規製作を開始しています。新規製作品により本格復旧する場合、現時点では平成27年12月となる見込みです。

(3) 仮復旧の検討

早期の復旧に向け、本格復旧を待たず可能な限りの出力を確保する方策として、部分負荷での仮復旧をあわせて検討しています。その実現可否、可能である場合の発電可能出力や発電再開時期は、本年5月末に判明する見込みです。

鳥瞰図

【松浦火力発電所2号機 タービン・発電機 鳥瞰図】

低圧タービンロータ

【損傷した低圧タービンロータ】

2.対応体制

社長を本部長とする全社大の対策本部を設置し、早期復旧および原因究明に向け取り組んでいます。また、原因究明と再発防止については、社外の有識者の方々を含めた委員会を設置し、その意見・検証を取り入れ対応に万全を期してまいります。

3.今後の見通し

業績に与える影響につきましては調査中であり、判明次第お知らせいたします。

4.その他

本取組みの状況については、本日開催の経済産業省の電力需給検証小委員会に報告いたします。

以上

添付書類

本文(PDF:251KB)

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