ベトナム国南部揚水発電計画の事業化検討調査に関するコンサルタント業務の開始について
平成25年10月10日
電源開発株式会社

電源開発株式会社(本社:東京都中央区、社長:北村雅良、以下「Jパワー」)は、経済産業省資源エネルギー庁より「平成25年度エネルギー需給緩和型インフラ・システム普及等促進事業(ベトナム国における揚水発電分野の事業化検討調査)」に関するコンサルタント業務(以下「本業務」)を受託し、今般、ベトナム電力公社(EVN)との本業務の内容に関する同意文書、およびベトナム国コンサルタント会社との地形測量等の調査業務に関する委託契約の手続が整い、本格的な調査業務を開始すべく、昨日、現地へ調査団を派遣しました。

本業務は、メコン地域の中でも高い経済成長と大幅な電力需要の増加が見込まれるベトナム社会主義共和国(以下、ベトナム国)において、今後重要となるピーク需要への対応と電力系統の平準化を図るため、具体的な揚水発電計画を対象としてその事業可能性調査を実施するものです。

ベトナム国では揚水発電設備がないことから、計画から運用管理までの一貫した技術支援が必要とされています。一方、我が国は、揚水発電の導入実績が設備容量比で世界一であり、計画・設計・調達・建設・運営に関して一貫したノウハウを有しています。また、揚水発電所で用いられる水車や発動機等においても、高い技術力を有しており、日本製品のシェアは、インド・中国を中心にアジア地域の揚水発電総出力の4割を超えています。

本業務は、このような日本のノウハウ及び技術力を組み合わせ、ベトナム国のエネルギー面、技術面、社会制度面等の事業環境を把握しつつ、相手国政府・自治体・企業と連携して、具体的プロジェクトの事業化検討調査を行うことにより、将来の揚水発電所建設事業の案件獲得と本邦企業の進出・輸出振興に資することを目的としています

Jパワーは、国内においては新豊根発電所(1,125MW、S47運転開始)以降、沼原(675MW、S48)、奥清津(1,000MW、S53)、下郷(1,000MW、S63)および奥清津第二(600MW、H8)の大規模揚水発電所の開発(調査、計画、設計、施工および発電運用)を手がけてきました。また、海外においても、ラムタコン揚水(タイ国、1,000MW、H16)、プルリア揚水(インド国、900MW、H20)等の大規模揚水建設事業において、事業実施可能性調査、詳細設計、入札評価、建設工事施工監理、等のコンサルティング業務を手がけてきました。

Jパワーは、これらの国内外の業務実績を通じて培われた、揚水発電所開発に関する技術的な知見や経験を最大限活用して、本業務を実施致します。

以上

【添付書類】