プレスリリース

2012年

プレスリリース

ウガンダ国アヤゴ水力発電計画に関するコンサルタント業務の共同受託について

平成24年4月16日
電源開発株式会社

 電源開発株式会社(社長:北村雅良、以下「Jパワー」)と日本工営株式会社(社長:廣瀬典昭、以下「日本工営」)は、平成24年3月15日に国際協力機構(以下「JICA」)から「ウガンダ国アヤゴ水力発電所整備事業準備調査」に関するコンサルタント業務を共同受託し、今般、国内作業に続き、現地調査を開始いたしました。

 ウガンダでは平成22年のピーク電力391MWのうち、水力発電は200MWを賄うのみで、不足分はコストの高いディーゼル火力発電を使用しています。ウガンダ政府は年平均約8%と予測される電力需要の伸びに対応するため、同国に賦存する豊富な水力資源の開発が優先課題としております。

 このような状況のもとで、Jパワーと日本工営はJICAの委託を受けて「水力開発マスタープラン策定支援プロジェクト」を平成21年から平成23年にかけて実施しました(平成21年12月15日お知らせ済)。この支援プロジェクトの中で、複数の開発有望地点のうち、アヤゴ水力発電計画の開発優先度が高いことを確認し、同計画のプレフィジビリティ調査(以下「プレF/S」)を実施しました。今回のコンサルタント業務は、先に実施したアヤゴ水力計画のプレF/Sのレビューを通じ、最適規模600MWおよび段階開発の妥当性を確認し、第一期開発予定の100MW分について、円借款案件形成の観点に焦点をあてて調査を行うことを目的とします。このため、最適案の選定(プレF/Sのレビュー)、自然条件調査とプレF/Sのアップグレードの実施、環境社会配慮検討、投資計画などを行います。

 Jパワーは国内外の業務実績を通じて培われた水力発電開発に関する技術的な知見や経験を最大限活用して、本業務を実施致します。

コンサルタント業務の概要

(1)契約名 ウガンダ国アヤゴ水力発電所整備事業準備調査
(2)業務期間 平成24年3月~平成26年3月(24ヵ月間)
(3)主な業務内容  
  ・事業の必要性
・電力需要など背景の確認
・事業スコープ(事業範囲)の確認・実施体制、運営/維持管理体制の確認
・プロジェクト評価・環境社会配慮

以上

添付書類

本文(PDF 192KB)

<添付資料>ウガンダ国の概要(PDF 160KB)

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