プレスリリース

2010年

プレスリリース

小学生の環境体験学習会『アサヒ・J−POWER 風の子塾』を開催
〜自然の中で環境問題を学び、考える場を提供〜

平成22年09月16日
電源開発株式会社
アサヒビール株式会社

電源開発株式会社(本店 東京、社長 北村雅良、以下、Jパワー)とアサヒビール株式会社(本社 東京、社長 泉谷直木)とは、小学生を対象とした環境体験学習会『アサヒ・J−POWER 風の子塾』(以下『風の子塾』)を9月28日(火)・29日(水)に熊本県内4校の小学生を対象に開催します。

『風の子塾』は、環境活動を積極的に推進していく人材を育成する環境教育活動の一環として開催しています。Jパワーとアサヒビールが阿蘇で取り組む風力発電事業「阿蘇にしはらウィンドファーム」において、風力発電をテーマに、自然エネルギーの理解を通じて豊かな自然環境と地球温暖化防止活動について学習するものです。

両社は『風の子塾』を2006年から協働で開催しており、本年で5回目の開催となります。

開催内容について

今回の『風の子塾』では、「風を体感する体験活動」「阿蘇の自然について学ぶ」「自然エネルギー・企業の環境への取り組みを知る」の3つの体験学習プログラムを実施します。

  • 「風を体感する体験活動」は、風のエネルギーや風と私たちの暮らしとのつながりを理解することを目的に実施します。子どもたちはオリジナルの環境メッセージ入りの凧を作成し、凧に書いた絵や環境メッセージを発表します。凧が風を受けながら空にあがる仕組みを学ぶとともに、実際に凧をあげることを通じて、風力発電の源である風の力を体感します。
  • 「阿蘇の自然について学ぶ」は、子どもたちが住む阿蘇の自然環境を学ぶことを目的に実施します。風力発電所が立地する阿蘇地域は火山活動によって形成されたカルデラ地形であり、草原や森林などの豊かな自然環境が広がっていること、その自然環境が人々の営みによって守られていることを学びます。また、風力発電に利用されている風も、西原村の地形に由来していることを学び、自然エネルギーの理解にもつなげていきます。
  • 「自然エネルギー・企業の環境への取り組みを知る」は、自然エネルギーの役割と大切さを学ぶことを目的に実施します。風力発電所の見学を通じて、自然の力でエネルギーを生み出す風力発電の仕組みを学びます。また、企業と地域社会との関わりや企業の環境保全への取り組みについて学び、地球温暖化を防止するための自然エネルギーの大切さや、地域・家庭でできる取り組みについて考えます。
  • 子どもたちは、プログラムの最後に1日の活動を振り返り、学んだことや印象に残ったことを発表します。

Jパワーは、『風の子塾』の他に、社会貢献活動の一環として『エコ×エネ体験ツアー』に取り組んでいます。小学校高学年の親子ペアや大学生を対象に、自然環境を伝える専門家と協働で、Jパワーの奥只見発電所(福島県)および御母衣発電所(岐阜県)において、自然と電気を"見て×触れて×考えて"楽しみながら学ぶ体験学習ツアーを実施しています。

アサヒビールは、本年3月にグループ全体での環境保全活動を強化すべく『環境ビジョン2020』を策定し、「自然の恵みの啓発」を主要なテーマの1つに掲げ、環境教育・啓発活動など環境への取り組みを積極的に実施しています。小学生を対象とした森の中での自然体験学習『森の子塾』や、高校生を対象とした環境教育プログラム『日本の環境を守る若武者育成塾』などを通じ、今後もこのような多様な環境教育・啓発活動を継続していきます。

【『アサヒ・J−POWER 風の子塾』概要】

実施日時 9月28日(火)
『風の子塾』:大津町 大津東小学校・大津南小学校 対象
9月29日(水)
『風の子塾』:西原村 河原小学校・山西小学校対象
実施場所 阿蘇にしはらウィンドファーム※1
(所在地)熊本県阿蘇郡西原村大字鳥子字俵山地区
西原村構造改善センター
(所在地)熊本県阿蘇郡西原村大字小森3204?1
スケジュール 9月28日(火)『風の子塾』:大津町
08:50 大津東小学校出発
09:00 大津南小学校到着、乗車後、出発
09:20 西原村構造改善センター到着
09:30 開講式(スタッフ紹介、スケジュール説明 他)
09:40 学習内容の概要説明
10:10 「風を体感する体験活動」
オリジナル凧づくり
-凧づくりの工程説明
-凧に環境メッセージ・絵を書き込む
-凧の作成
-作成した凧と環境メッセージの発表
12:00 オリジナル凧づくり終了、昼食・休憩
12:50 西原村構造改善センター出発
13:10 扇坂展望所到着
-凧あげ実施
14:00 扇坂展望所出発
14:10 阿蘇にしはらウィンドファーム到着(2号機周辺)
「阿蘇の自然について学ぶ」
-クイズ形式で阿蘇の自然を学ぶ
「自然エネルギー・企業の環境への取り組み」
-風力発電所の見学
-自然エネルギーの大切さを理解
-アサヒビールの環境への取り組み
15:00 「活動の振り返り」
-1日の活動の振り返りを実施
-学んだこと印象に残ったことを発表
15:15 閉講式(クラスごとに記念撮影)
15:30 現地出発
16:00 大津南小学校到着
16:15 大津東小学校到着
9月29日(水)『風の子塾』:西原村
08:50 河原小学校出発
09:00 山西小学校到着、乗車後、出発
09:20 西原村構造改善センター到着
09:30 開講式(スタッフ紹介、スケジュール説明 他)
09:40 学習内容の概要説明
10:10 「風を体感する体験活動」
オリジナル凧づくり
-凧づくりの工程説明
-凧に環境メッセージ・絵を書き込む
-凧の作成
-作成した凧と環境メッセージの発表
12:00 オリジナル凧づくり終了、昼食・休憩
12:50 西原村構造改善センター出発
13:10 扇坂展望所到着
-凧あげ実施
14:00 扇坂展望所出発
14:10 阿蘇にしはらウィンドファーム到着(2号機周辺)
「阿蘇の自然について学ぶ」
-クイズ形式で阿蘇の自然を学ぶ
「自然エネルギー・企業の環境への取り組み」
-風力発電所の見学
-自然エネルギーの大切さを理解
-アサヒビールの環境への取り組み
15:00 「活動の振り返り」
-1日の活動の振り返りを実施
-学んだこと印象に残ったことを発表
15:15 閉講式(クラスごとに記念撮影)
15:30 現地出発
15:50 山西小学校到着
16:15 河原小学校到着
主催 アサヒビール(株)、Jパワー
協賛 (株)グリーンパワー阿蘇(出資比率:Jパワー88%、アサヒビール(株)12%)
企画 公益社団法人日本環境教育フォーラム(JEEF)
協力 (有)神楽苑 なみの高原やすらぎ交流館
参加者
(予定)
大津町 大津南小学校6年生(36名)・大津東小学校5年生(9名) 合計45名
西原村 山西小学校5年生(59名)・河原小学校5年生(1名) 合計70名

※1 阿蘇の外輪山に位置する風力発電所。

出力 17,500kW(1,750kW/基×10基)
年間発生電力量 約2,500万kWh(一般家庭約7,000世帯分の年間消費電力量に相当)
受電会社 九州電力(株)
運転開始 2005年2月(2004年2月着工)

雨天の場合は、午後(凧あげ以降)のプログラムを屋内で実施いたします。
雨天時の開催場所については、アサヒビール(株)社会環境推進部 電話:03-5608-5195にご確認ください。

以上

添付書類

本文(PDF 205KB)

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