大学生向け 火力編@磯子ツアー レポート

エコ×エネ体験ツアー 火力編@磯子大学生ツアー プログラムアドバイザー

平成24年度J-POWERエコ×エネ体験プロジェクト
エコ×エネ体験ツアー火力編(2013/2/19~21)

大都会・横浜のすぐ近くにある磯子発電所。当たり前に見る人もいるかもしれませんが、僕にとっては様々な意味で興味をひかれます。まず、暮らしの場の近くに火力発電所があるということは、環境対策を徹底する必要があります。厳しい環境規制の中、どのように建設されたのか?どのように運営されているのか?関心がありました。次に、日本最大級の奥只見ダムに支えられる奥只見発電所の2倍以上の出力を持つ発電所であることも驚きです。エコ×エネ体験ツアー水力編@奥只見を担当する僕としては、水と火の力にどんな違いがあるのか知りたい気持ちで一杯でした。

エコ×エネ体験ツアー火力編は、そんな僕の疑問を解消してくれ、興味関心をまますます深め広げてくれました。どんな内容だったかは…、詳しくはWEBで!

環境問題の解決方法には以下の3つがあると考えています。①ルール作り(規制)、②技術革新、③環境教育がその3つの方法ですが、エコ×エネ体験ツアー火力編にはこれらの要素が全て盛り込まれていました。発電所が都会に立地するためには、厳しい規制をクリアする必要がありますが、磯子発電所は最新の技術とスタッフの努力で臨んでいます。ツアーではこれらを体感できました。さらに持続可能な社会実現のためには、エネルギー利用をどう考えるべきか?1人ひとりがどのような行動をすべきか?というディスカッションを通して、ライフスタイルや価値観を見つめ直すことに重きが置かれてました。まさしく環境教育でした。

まだ生まれたばかりの火力編ですが、大きな魅力と可能性があります。多くの学生に参加して欲しいと思うと共に、ますますの進化・深化を楽しみにしています。

キープ協会
増田 直広

プロフィール:増田 直広(ますだ なおひろ)
キープ協会

山梨県清里高原を拠点とするキープ協会で環境教育事業に関わっており、主に環境教育指導者養成事業や企業との協働プログラムを担当しています。エコ×エネ体験プロジェクトでは奥只見編の案内役をしていますが、参加者の皆さん以上に?魅力あふれる奥只見を楽しんでいます。プライベートでもエコ×エネ生活を実践すべく、循環とエネルギーを意識した家作り、薪ストーブに家庭菜園と日々楽しんでいます。