小学生親子向け 水力編@奥只見

エコ×エネ体験ツアー 水力編@奥只見小学生親子ツアー プログラムアドバイザー

エコ×エネ体験ツアー@奥只見 小学生親子編(2012.8.8~9)に参加して

「帰りたくないなあ、ずっとここにいたいなあ~」
2日目のブナの森での活動が終り、プログラム全体が終了しようとした時に、参加した少年が発した言葉です。私も、そう思いました。奥只見に広がる天然のブナ林、そこを通り抜ける心地良い風。昨日の午前中に集合したときには、知らない人ばかりで少しどきどきしていたけれど、今はもうみんな仲良くなって、なつかしい気持ちになっている。プログラムが終わってしまうのが何だかとても淋しい、、、。

自然の中ですごすことの心地よさとスタッフさん達の温かい気持ちのこもったおもてなしが、子供達の緊張を解きほぐしていきます。そして、「家に帰ったら無駄なエネルギーを使わないで自然を大事にしなくちゃ」、と感じています。「電気と自然のつながり、そして省エネへの意識」。このことを20数時間という日程で伝えることはそう簡単ではありません。しかしこの「エコ×エネ体験ツアー」では、初めて参加した子供達にもとても分かりやすくプログラムの意図が伝わっています。親子で参加することの意義と効果が実感できるプログラム。一人でも多くの方に参加していただきたいと感じました。

若林環境教育事務所
若林 千賀子

プロフィール:若林 千賀子(わかばやし ちかこ)
若林環境教育事務所

福島県福島市生まれ。1987年より清里環境教育フォーラム事務局を担当し、その後、現在、公益社団法人である日本環境教育フォーラムの初代事務局長。現在、NPO法人自然体験活動推進協議会理事ほか。環境教育を通して地域や人をつなぐ仕事をしています。