大学生向け 水力編@奥只見ツアー レポート

エコ×エネ体験ツアー 水力編@奥只見大学生ツアー 2016年ツアーレポート

▼ ツアーレポート

水力編@奥只見大学生ツアー3日目

3日目06:00

行動化へのディスカッション

あっという間に最終日!早朝朝散歩からスタートです。
ますやん、おのの、なみなみが植物との色んな触れあい方を教えてくれます。

朝食を食べたあとはディスカッションの時間です。これまでに学んだこと、感じたことをもとに「エコとエネのバランスがとれた社会とはどんな社会なのか?」を考えます。

次に「そのエコ×エネ社会を実現するためには、どんな行動したらよいのか?」を考えていきます。「評論家」に終わらないために、何ができるのでしょうか。お互いぴんときた者同士で集まってグループをつくり、かなりの時間をかけて話し合います。
漠然と頭の中で思うだけでなく、議論してお互いの意見を聞きあって話し合うことで、だんだんと考えが整理されていきます。

3日目11:20

ふりかえり ~エコ×エネ宣言~

各チーム、考えはまとまったかな?この後は発表です。 皆どんなことを話し合ったんだろう?気になります。

誰一人として同じバックグラウンドのメンバーはいないので、思いつくものは人によって本当にばらばら!今まで、「エネルギー」や「環境」は、大学での自分の専門とは関係ないと思っていた人も「実はつながるものがあった」と感じたこともあったかと思います。

最後はツアー全般を振り返り、「行動宣言」を書き出します。「卒業までに○○します!」という宣言で、1人1人がどんな行動を起こすか、ブナへの手紙にこめました。

午前中いっぱいを使ったディスカッションと発表、みなさんお疲れさまでした!

最後のお昼ご飯は奥只見「緑の学園」名物、カレーです!これが辛さがちょうどよくて美味しい!午前中にフル稼働して、くたくたになった体に染みわたります。

あっという間にバスは浦佐駅についてしまいました。2泊3日を共に過ごした皆さんとも、名残惜しいですがここでお別れ。次に皆さんに会うときには社会人になっているかも?また会える日が来ることを願っています!

これにて2016年の「エコ×エネ体験ツアー 水力編 @奥只見大学生ツアー」はおしまいです。学生さんの熱意に触れ、スタッフも刺激され、これからもエコ×エネツアー頑張ろう!と強く思いました。来年もたくさんの学生の皆さんにお会いできるのを楽しみにしております!

学生のコメント

■元々自然に近い生活をしていましたが、エネルギーと自然が繋がっていたことはあまり知りませんでした。持続可能な社会にするためには、評論家ではなく行動することが必要 であることも学びました。また、いろいろな大学生の方と話すこと、議論することができてとても楽しく、学ぶことが多かったです。

■これまで虫が苦手で、自然に親しむことがなかったのだが、この年齢になって改めてブナ林などを体感すると世界観が変わった。自然ってこんなに面白くて魅力的なのだと。(生命を感じた)

■今回のツアーのように一見相反する「自然」と「電気」が密接なつながりがあり、共存しているという事実は一般にあまり理解されていないように思います。今回参加したツアーのメンバーだけではなく、より幅広い年代層の多くの人たちに「エコ×エネ」を広げる活動がしたいと思いました。

■特に私の心に残ったのは、ドクターのお話の中にもあった“何事にも挑戦していく”ということです。 今までこのようなツアーに参加したこともなく、正直参加するかどうかすごく迷いました。しかし、実際に参加してみて自分が考えていたことより多くのことを学ぶことができました。これも挑戦してみた結果であると考えています。

■理系の学生だけでなく、文系の学生とのコミュニケーションも大切にしていこうと思った。普段の授業やサークル活動などにより積極的に参加して、さらに多くの学生と交流し、自分の専門分野にとらわれず幅広い視野で様々な問題にアプローチできるようにしていきたい。

水力編@奥只見ツアー3日目 PHOTO GALLERY

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プログラムアドバイザーによるコメント

エコ×エネ体験プロジェクトでは、環境教育や企業の社会貢献活動に詳しい社外有識者にプログラムアドバザーとして参加していただいています。

木村浩

NPO法人パブリック・アウトリーチ 理事木村 浩

可能性の広がる「今」だからこそ大いに体験し、大いに学んで欲しい。…