大学生向け 水力編@奥只見ツアー レポート

エコ×エネ体験ツアー 水力編@奥只見大学生ツアー 2013年ツアーレポート

▼ ツアーレポート

水力編@奥只見大学生ツアー3日目

3日目8:30

行動化へのディスカッション

ツアーも大詰めの3日目。「行動化へのディスカッション」。今まではインプットとして話を聞いたり、体験したりする時間がほとんどでしたが、ここからは、皆さんがどう考えてどう行動化していくかアウトプットしていく時間となります。

お題は「エコとエネのバランスした社会とは」。自分が理想とする社会の実現のため、グループで話し合って、それぞれがどう行動を起こしていくかをさらに深く考えていきます。「人の意見を否定することなく、じっくりきくことで大変勉強になった」「普段なかなかこうした機会をもつことがなかったことも気づきのひとつだった」という感想がきかれました。なお、各グループには社会人も交わってディスカッションします。キャップの会社の先輩・渡部さんと、国際環境経済研究所の竹内さんなどが参加しています。竹内さんは今回のツアーのプログラムアドバイザーでもあります。

学生のコメント

行動化へのディスカッションは教育概論で提示した自分の理想の社会をグループになって話すことによってさらに深く考え、突き詰めることで改めて自分はどうするべきなのかを考えさせるいい機会だった。答えに至ることはできなかったが、他の人はどう考えているかを聞くことが でき、こういうディスカッションでは人の意見を否定しないことがいいなどの社会勉強にもなったので大変良かった。

3日目11:30

ふりかえり ~三日間のふりかえり~

発表の時間ではひとりが一言ずつ発言します。ツアー全般を振り返って、「ブナ」をイメージした用紙に「行動宣言」を書き出します。「卒業するまでに○○します!」各々の思いをしたためました。
たくさんのブナの木で奥只見ダムが完成!下の写真右(上段)は、今回プログラムアドバイザーとして参加していただいた北海道大学特任准教授でサイエンスカクテルプロジェクト代表の古田さん。
締めくくりは緑の学園名物“カレーライス”。最終日も山盛りで食べました。名物といえば食堂のおばあちゃんも。

お土産を買うのも大事な地域貢献のひとつ。なんちゃんはけんちん汁の作り方も指導。最後は皆で、はいポーズ!

学生のコメント

  • 学年も出身も、専攻もバラバラなのに、修学旅行のように盛り上がれるこのツアーは、エコ×エネさんならではだと思います。
  • 普段はあまり考えない環境問題にあらためて向き合うことができました。これからは自分からこのようなことに関心を持ち、できることをやっていったり、学んで行ったりしたいと思います。
  • 教えてもらうまでは全然エコ×エネのことを知らなかったのですが昨年この奥只見のツアーに参加していた友人に教えてもらい、参加を決めました。自分は普段大学の団体で省エネを啓発していく活動をしているのにエネルギーに関する知識がじぶんは少ない!発電所の見学とかできたらいいのに!!って思っていたし普段活動しているときにも話をしていたので(笑)このツアーを知れて、また参加してほんとによかったと感じています。

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プログラムアドバイザーによるコメント

エコ×エネ体験プロジェクトでは、環境教育や企業の社会貢献活動に詳しい社外有識者にプログラムアドバザーとして参加していただいています。

竹内 純子

一般社団法人
フォレストック協会理事
竹内 純子

自分の生活スタイルを変えようとする意志と意欲をもらい、励まし合える仲間と出会い、続けているうちに当たり前になる。濃密な2泊3日のツアーでした。

古田 ゆかり

サイエンスカクテル代表・北海道大学 特任准教授古田 ゆかり

参加者の内面が活性化し、各自の問題意識の高まりが感じられるもので、ぜひ多くの人に参加してほしいプログラムです。