大学生向け 水力編@奥只見ツアー レポート

エコ×エネ体験ツアー 水力編@奥只見大学生ツアー 2012年ツアーレポート

  • エコ×エネ体験ツアー@奥只見 大学生編
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ツアー1日目の様子 ツアー2日目の様子 ツアー3日目の様子

大学生、大学院生を招待して、二泊三日の体験学習ツアーを実施しました。
行動化へのディスカッションにおいては、環境問題解決のための方法や、環境教育の領域とESDといったキープ協会ますやんの講義を交えながら、参加者一人ひとりが自分にできることについてワールドカフェ方式にて大いに語りありました。
参加者からは、「”生きた”知識や”生”の自然の感覚を学び体験することができ、とても有意義な時間を過ごすことができた」「電力は今の私たちの生活に必要不可欠。今後は供給側需給側の双方がエネルギーについて考えていくべき」といった声が聞かれました。皆さんにとって貴重な学びや気づきの時間となったようです。

プログラムのねらい

実際の体験を通じて、人々の暮らしを支える森(自然)と水力発電所(エネルギー)のつながりを学びます。
持続可能な社会をめざして、エネルギーと環境の理解を深め、日々の暮らしでの行動化を考えます。

活動概要

日程 平成24年9月11(火)~9月13日(木)
会場 J-POWER電源開発㈱ 奥只見発電所及びその周辺のブナ林
宿泊 ネイチャーカレッジ緑の学園 (奥只見観光(株))
参加者 24名の大学生及び大学院生

スケジュール

日程 時間 場所
9月11日(火)
一日目
11:20 JR浦佐駅集合 ~バスで「ユピオ」へ~
12:45 地域の歴史や暮らしぶりを見学 ~昼食~
13:30 三日間のウォーミングアップ ~お互いを知る時間~
15:00 発電所の体験プログラム ~五感を使って発電所を探検~
17:00 電力館見学 ~奥只見の歴史を知るビデオ鑑賞~
18:00 全体像を知る ツアーのねらいを共有~
18:45 夕食
19:30 J-POWER アワー ~キャップ&ドクターのお話~
21:00 交流会
9月12日(水)
二日目
7:30 朝食
9:30 森の体験プログラム ~自然を体感~
13:00 昼食
14:00 まとめのワークショップ ~森と水力発電所のつながりを学ぶ実験~
16:00 エコパーク見学
17:00 二日間のふりかえり ~環境とエネルギーについてのミニ講座&翌日の準備~
19:00 夕食
20:00 ナイトハイク ~電気(灯り)のない夜の世界を散歩~
21:00 交流会
9月13日(木)
最終日
6:00 朝の散歩
7:00 朝食
8:30 行動化へのディスカッション
11:30 ふりかえり ~三日間のふりかえり~
12:00 昼食
12:40 終了 ~緑の学園出発~
14:20 浦佐駅 解散

参加者の声

プログラム終了後にアンケートをお願いし、貴重なご意見を沢山頂きました。
ご協力頂きました皆さま、本当にありがとうございます。
ごく一部ですが、頂いたご意見をご紹介します。

今回、私が身をもって学ぶことができたのは「人と自然の調和した歴史」でした。始めに大規模なダム工事のために自然を大きく壊してしまって50年、少しずつ自然がそれに調和してゆくさまと、まさに人類が自然破壊を悔いて少しずつ自然との調和に回帰してゆく様子がみてとれました。人類は自然を利用しながら生きていかなくてはいけないけれど、一方で自然の中で生きているひとつの生き物である、ということを実感しました。

出発するときは緊張で少しだけ行きたくないなぁという気持ちもありましたが、3日目の帰りにはもっとみんなと一緒に奥只見にいたい!!という気持ちになりました。私は環境に関係した学部でもなく、環境系のサークルに所属しているわけでもないので、エコ×エネ体験ツアーでエコやエネを教えてもらったり、語り合ったりできるような仲間と出会えて嬉しかったです。お話をしているだけでも学ぶことがたくさんありました。エコやエネに関心が高い人ばかりだったのでどんな活動に対しても積極的な人が多く、私も良い刺激をもらいました。

発電は私の専門分野であるので、発電所見学は今回のツアーで最も期待していた部分であった。今回のように発電所内部を見学する経験はめったにできるものではなく、とても貴重な経験をすることが出来たと思う。実際の発電機を間近で見学することが出来、とても勉強になった。

エコ×エネ社会の実現は考えれば考えるほど難しい気がしましたが、他の参加者と話をしたり、意見を交換して「伝えること・楽しいこと・見える化すること・つながりをつくること」といったキーワードが見えてきました。ついつい難しく考えすぎてしまいますが、実現可能な目標を考えることが大切だと感じました。そして、考えるだけではなく実際に行動することが重要であるということも強く感じました。

いろいろな社会人とお話する機会が多く、またフランクにお話ができてよかった。自分の進路について悩みを聞いていただけて、アドバイスもいただくことができて、とても参考になった。

プログラムのねらい

実際の体験を通じて、人々の暮らしを支える森(自然)と水力発電所(エネルギー)のつながりを学びます。
持続可能な社会をめざして、エネルギーと環境の理解を深め、日々の暮らしでの行動化を考えます。

活動概要

日程 平成24年9月11(火)~9月13日(木)
会場 J-POWER電源開発㈱ 奥只見発電所及びその周辺のブナ林
宿泊 ネイチャーカレッジ緑の学園 (奥只見観光(株))
参加者 24名の大学生及び大学院生

スケジュール

日程 時間 場所
9月11日(火)
一日目
11:20 JR浦佐駅集合 ~バスで「ユピオ」へ~
12:45 地域の歴史や暮らしぶりを見学 ~昼食~
13:30 三日間のウォーミングアップ ~お互いを知る時間~
15:00 発電所の体験プログラム ~五感を使って発電所を探検~
17:00 電力館見学 ~奥只見の歴史を知るビデオ鑑賞~
18:00 全体像を知る ツアーのねらいを共有~
18:45 夕食
19:30 J-POWER アワー ~キャップ&ドクターのお話~
21:00 交流会
9月12日(水)
二日目
7:30 朝食
9:30 森の体験プログラム ~自然を体感~
13:00 昼食
14:00 まとめのワークショップ ~森と水力発電所のつながりを学ぶ実験~
16:00 エコパーク見学
17:00 二日間のふりかえり ~環境とエネルギーについてのミニ講座&翌日の準備~
19:00 夕食
20:00 ナイトハイク ~電気(灯り)のない夜の世界を散歩~
21:00 交流会
9月13日(木)
最終日
6:00 朝の散歩
7:00 朝食
8:30 行動化へのディスカッション
11:30 ふりかえり ~三日間のふりかえり~
12:00 昼食
12:40 終了 ~緑の学園出発~
14:20 浦佐駅 解散

参加者の声

プログラム終了後にアンケートをお願いし、貴重なご意見を沢山頂きました。
ご協力頂きました皆さま、本当にありがとうございます。
ごく一部ですが、頂いたご意見をご紹介します。

今回、私が身をもって学ぶことができたのは「人と自然の調和した歴史」でした。始めに大規模なダム工事のために自然を大きく壊してしまって50年、少しずつ自然がそれに調和してゆくさまと、まさに人類が自然破壊を悔いて少しずつ自然との調和に回帰してゆく様子がみてとれました。人類は自然を利用しながら生きていかなくてはいけないけれど、一方で自然の中で生きているひとつの生き物である、ということを実感しました。

出発するときは緊張で少しだけ行きたくないなぁという気持ちもありましたが、3日目の帰りにはもっとみんなと一緒に奥只見にいたい!!という気持ちになりました。私は環境に関係した学部でもなく、環境系のサークルに所属しているわけでもないので、エコ×エネ体験ツアーでエコやエネを教えてもらったり、語り合ったりできるような仲間と出会えて嬉しかったです。お話をしているだけでも学ぶことがたくさんありました。エコやエネに関心が高い人ばかりだったのでどんな活動に対しても積極的な人が多く、私も良い刺激をもらいました。

発電は私の専門分野であるので、発電所見学は今回のツアーで最も期待していた部分であった。今回のように発電所内部を見学する経験はめったにできるものではなく、とても貴重な経験をすることが出来たと思う。実際の発電機を間近で見学することが出来、とても勉強になった。

エコ×エネ社会の実現は考えれば考えるほど難しい気がしましたが、他の参加者と話をしたり、意見を交換して「伝えること・楽しいこと・見える化すること・つながりをつくること」といったキーワードが見えてきました。ついつい難しく考えすぎてしまいますが、実現可能な目標を考えることが大切だと感じました。そして、考えるだけではなく実際に行動することが重要であるということも強く感じました。

いろいろな社会人とお話する機会が多く、またフランクにお話ができてよかった。自分の進路について悩みを聞いていただけて、アドバイスもいただくことができて、とても参考になった。

プログラムアドバイザーによるコメント

サイエンスカクテルプロジェクトメンバー
計算基礎科学連携拠点HPC戦略プログラム分野5「物質と宇宙の起源と構造」
プロジェクトマネージャー/筑波大学計算科学研究センター主任研究員
サイエンスプロデューサー/研究開発アドミニストレーター、博士(理学)
1日目-浦佐駅にて:ようこそ!エコ×エネ体験ツアー@奥只見へ!! 湯之谷交流センター「ユピオ」にて、昔の生活について学びます。 なんちゃんの案内で発電所内を見学します。 奥只見ダムの大きさが実感できます これはナニをやっているところでしょうか? 奥只見ダムをバックに記念撮影です。 館長から発電所とダムについて説明を受けます。 サービスショットです
この日の天候は快晴。湖上を心地よい風が吹き抜けます。 劇を通じて、銀山平の歴史を楽しく学びます。 葉っぱを太陽に透かすと、普段とは違う表情が見えます。 葉っぱで遊んだあとは、葉っぱを土に返します。 ブナの根を枕に、ちょっと一休み。 ブナ林で過ごした時間に思ったことを漢字一文字にしたためます。 みんなの一文字に聞き入ります。 実験用具をつなげて、森の地下水の構造を確認します。 新記録! 15連結に成功しました! まとめのワークショップ その3:最後に「森」と「水」と「電気」のつながりを学びました。 発電所と森のプログラムを全員でふりかえります。 明かりのない世界を体験します。 ドクターの音頭でみんなで数え歌の合唱です! 仲間との会話は夜がふけても尽きることはありません。
朝日を浴びて、三日目の朝を迎えます。 「人間KJ法」 により行動化に向け、具体的な目標を各自掲げます。 成果発表! どんな社会を実現したいか。各自の思いをブナの木にこめます。 名物「コシヒカリアイス」に舌鼓♪