事業情報

風力発電事業

風力発電事業について

上ノ国ウインドファーム(北海道)

J-POWERは、クリーンで再生可能なエネルギー資源である風力を利用した風力発電にいち早く取り組んできました。2017年3月末現在で、国内22地点に合計出力443,660kWの風力発電設備を保有しており、国内の事業者としては第2位の規模を誇っています。
また、海外においても、ポーランドでザヤツコボ風力発電所(48,000kW)が営業運転中です。
これまで発電所や送電線の建設・運転・保守で永年培ったノウハウと技術を活用して、風況調査から計画、建設さらに運転・保守に至るまで一貫した実施体制を強みとした事業展開を行っています。

風力発電の特徴

苫前ウィンビラ発電所

風力発電は、風の運動エネルギーで風車を回し、その動力を発電機に伝達して電気を発生させるシステムです。風車の形状は風力エネルギーの利用効率が高いことから、発電にはプロペラ型のものが多く使われています。
風力の長所は、再生可能でクリーン、そして純国産のエネルギーということです。短所は風まかせであるためエネルギー密度が低く、電力の出力調整が困難なこと、また化石燃料と比べてコスト競争力に欠けることです。
しかし、こうした風力発電の短所を克服して、風という地球に与えられたエネルギーを最大限活用していくことが私たちに求められています。

集合化と大型化

風力発電は、長所を生かしながら短所をカバーするために、さまざまな工夫がなされています。世界的に導入されている風車を一定の敷地内に集中させる「ウィンドファーム」方式は、風車の集合化により発生電力量の増加はもとより、不安定な風による個々の風車のバラツキをうまくまとめ、電圧と周波数への影響を少なくすることが期待されます。
また、風車の直径を大きくすることで1基あたりの出力を増やすとともに、タワーを高くすることでより上空にある強い風を活用でき、効率的な風力エネルギーの利用も実現できます。

風力発電の立地

苫前ウィンビラ発電所

風の持つエネルギーは理論的に、風速の3乗に比例します。そのため「少しでも風の強いところ」に風車をたてること、つまり適地を選択することが大きな意味を持つのです。
しかし、台風や竜巻のように、時に私たちに大きな被害をおよぼす膨大なエネルギーを持つ風は風力発電に適しません。風力発電には1年を通して安定した強い風が吹くことが大切、そのため少なくとも1年以上をかけた風況調査を行うことが不可欠です。
風は意外とデリケート。地形はもちろん植生、それに加えて風車相互間の干渉によっても風況が左右されます。J−POWERでは、複雑な地形および風車の相互干渉等による風況変動をシュミレーション等により多面的に解析評価し、より多くの風力エネルギーが得られるように風車を配置しています。

風車ができるまで

風車が組み上がるまでの工程をご覧いただけます。

基礎工事

1-1 アンカーリングの据付

大型風車の組立に必要なスペースを確保し、アンカーリングを据付ます。

アンカーリングの据付

1-2 基礎の完成

鉄筋を組立て、コンクリートの打込みを行い、風車の基礎が完成しました。

基礎の完成

風車輸送

2-1 入港

組立式のタワー・発電機などを収納するナセル、そして回転羽のブレードなど、大型部品を満載した船が入港します。

入港

2-2 荷揚げ作業

超大型部品の水切り作業を行います。

荷揚げ作業

2-3 トランスポーター

水切り作業のために特別に用意した特殊車両・トランスポーターです。

トランスポーター

2-4 夜間輸送

大型部品の陸上輸送は、交通の妨げとならないように夜間に行います。

夜間輸送

2-5 ブレードの輸送

ブレードの輸送です。

ブレードの輸送

風車組立

3-1 タワーの組立

550tクレーンでタワーを吊り上げ、組み立てます。

タワーの組立

3-2 ナセルの設置

風車の心臓部といえる、発電機などを収納したナセルの取り付けます。

ナセルの設置

3-3 ブレードの組立

ブレード3枚を、ハブに接続します。

ブレードの組立

3-4 ローターの吊上

ブレードを吊り上げてナセルに接続します。

ローターの吊上

3-5 組立完了

ブレードとナセルの接続をして、風車の組立完了です。

組立完了

変電所・配電線工事

4 変電所・配電線工事

発電した電気を電力会社に供給する変電所の工事と配電線工事を、風車の設置と平行して行います。

変電所・配電線工事
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